オッサンSEの転職記録

突然転職を思い立つオッサン。 コロナ、中年、初めての転職、転職難易度は高めだが、オッサンは無事乗り切れるのか。。。

転職軸について

転職軸について考えてみた。

 

ハラスメントと自己成長の為に始めた転職活動。

とはいえ、どの企業だって良いわけじゃない。

応募企業を絞り込む為にも譲れない条件を書き出してみる。

  1. 収入 家族を幸せにする為にも今と同等以上
  2. 安定性 転職しても転職先が傾いたら洒落にならない。売上が伸びているか。

  3. 知名度 知名度が高い企業。会社の安定性にも繋がるし、現職のやつらを見返したい。
  4. 自分のスキルを活かせる事

書き出してみると、随分フザケた条件だが、転職活動する人の本音は大体同じだろうと思う。

こんな条件に合う企業があったとしても人気なんだろうなと思うが、チャレンジすることに決めた。妥協は良くない。後悔する。

外資ソフトウェアベンダA社面接

無事にA社の書類選考は通過した。
(先方からお声掛け頂いたので当然ではあるが、ホッとした)
コロナの影響もあり、面接はオンラインで実施するとの事。
オンラインで打ち合わせは一般的になってきたが、オンライン面接は初めて。
時代の変化に驚く。
面接にあたり、経歴概要、自己PR、転職理由、志望動機、強み・弱みを整理。
また、矛盾はないか、それぞれが一本のストーリーとして繋がっているかを確認。
※何事もストーリーが重要だと考える。
面接は、直属の上司になる方が面接官で1時間だった。
面接官は、事前にオッサンの経歴書をしっかり読み込んでいるようで、その経歴を深堀する質問が多かった。
しかも、単なる深堀ではなく、その時どう感じたか?どのような思いを持って取り組んでいたかを問われた。
正解は無いのだろうけど、オッサンの人間性が企業(組織)にマッチするのかを確認されているようだった。
厳格な雰囲気のまま終わった(決して悪い雰囲気ではなかった)。感触は、五分五分。
さすがに一流企業。先方からお声掛け頂いたが、そう簡単には入れないのだと感じ、身が引き締まる思いだった。

外資大手SIer C社からスカウトメール

在宅勤務中、ふとスマホに目をやるとメールあり。
むむむ。今度は外資大手SIer C社からスカウトメール。
オッサンの経歴に興味を持ったとの事。確かに求人も、オッサンのニッチ領域の経験がピタリとマッチしている(同じ経歴はそう多くいないはず)。
オッサンが若い時にC社アンダーで仕事をしていたので、憧れの企業。
世間でも出来るSEの象徴でもあるC社。
A社、B社の件もあったせいか、平然と受け止める事が出来た。
ここで、一つ気が付いた。
オッサン、意外に市場価値あるかも。
更に気づいた事がある。
頂いたスカウトメールの求人ポジションを並べてみると、共通項があった。
意外だったのは、オッサンの強みだと思っていた経歴と、スカウトメールの傾向が全く異なっていた事だ。
つまり、自分で考えていた強みと、他者から見る強みが全く異なっていた。
自己分析も行ったつもりでも、中々わからないものだと実感。

C社採用担当と電話で求人内容や、自分のどの経歴に興味を持って頂いたかを確認し、正式応募する事に。

外資超大手SIerC社】
社風:★★★★☆
 ITゼネコンだけあって、すべての案件プライム。きっと激務。
成長性:★★★☆☆
 ここ数年横這い。
待遇:★★★★★
 現職+300万~
活かせるスキル:★★★★★
 PM経験、得意領域を活かせる。
転職難易度:★★★★★
 新卒じゃ、箸にも棒にも掛からぬ企業。

リクルートエージェント登録

何社かの転職エージェントとやり取りを行い、一番感触の良かったリクルートエージェントとオンライン面談をする事になった。
転職活動は第一印象も重要だと考え、午前中に美容院でカット。
出来るサラリーマン風になり、意気揚々とオンライン面談へ。
ところが、ツールの調子がイマイチで、ビデオは諦め、電話面談に。。。。残念。
40代の転職事情や事前に送付した職務経歴書のフィードバックを頂く。
職務経歴書は、ほぼ満点との事だが、以下二点を改善すると更に良くなるとの事。

  •  プロジェクトの規模感、難易度が分かるように管理人数、工数、システム構成、実装機能を定量的に。
    (例 サーバXX台、ストレージXXTB、フロント機能XX、バッチ機能YY、総工数XX人月、管理要員YY人 など)
  •  自己PRは箇条書きに。

さすがは百戦錬磨のエージェントさん、的確なアドバイス
言われるままに修正すると、職歴説明がしやすい経歴書になった。
初めて転職エージェントさんのメリットを感じた。
一番心配していた年齢だが、最近は、40代後半でもオッサンの経歴であれば十分勝算はあるようだ。
このエージェントさんとなら、この難局も乗り切れるかもと思い、リクルートエージェントに登録する事を決めた。

ビズリーチは本当にお勧め

ビズリーチに登録したら、こんなオッサンの経歴でも一日10件ほどのスカウトメールがくる。

割合は、以下。

 企業(ベンチャー):2

 企業(上場):1

 転職エージェント:7

転職エージェントからのスカウトはある程度予想はしていたものの、企業から直接連絡を頂けるのは嬉しい。スカウトメールの多さはもちろんの事、オファー内容や待遇が期待値を超えている。ビズリーチに登録して本当に良かった。
転職エージェントの中でもハイキャリアに強そうな数社の担当に連絡を取る。ビズリーチは基本有償だが条件を満たすと無料期間がもらえるのだ。

 ・スカウトまでの基本ステップ完了報酬 30日

 ・面接までの基本ステップ(1人とコネクションを作る)の完了報酬 10日

 ・レジュメ更新キャンペーン参加特典 30日

 ・面接までの基本ステップ(5人とコネクションを作る)の完了報酬 20日

何社かやり取りし、3か月間、無料で利用できる事になった。何とか無料期間内に転職活動を終わらせたい。

ビズリーチのスカウトメールに驚く

登録から2日後の通勤時、メール通知。
タイトルを二度見、いや三度見。
なんとITゼネコンの一社である日系大手SIerBからビズリーチ経由でスカウトメールが来た!
全案件プライムで参画しITピラミッドで頂点に立つ企業。
A社に続き何故だ??オッサンのどこが良いの?夢か現実か分からない心境に。
半信半疑で折り返し連絡をすると、プロジェクトマネジメント経験を買って声を掛けてくれたらしい。
組織概要や待遇、人事制度の説明を受け、正式に応募する事に。
こんなオッサンでも市場価値は残っているのかしら。。。


【日系超大手SIer B社】
社風:★★★★☆
 ITピラミッドの頂点に君臨。ただ、激務の予感。
成長性:★★★★☆
 毎年10%以上成長。
待遇:★★★★☆
 現職+200万~
活かせるスキル:★★★★★
 PM経験、得意領域も活かせる。
転職難易度:★★★★★
 新卒じゃ、箸にも棒にも掛からぬ企業。

転職を決意

今日も会議で吊し上げ。毎日続いている。

『そもそも、それ決めたの、アンタじゃないか。なんで俺がアンタから詰められているんだっけ??もう、わけわからねーよ。アンタの頭の中どうなってるのよ』なんて言えず、ひたすら我慢する。

この人、朝と夕方とで意見が変わる。それに付き合わされる方はたまったものじゃない。議事録取ったって、この人には通用しない。少しでも自分の考えと異なるやり方をすると、皆の前で吊し上げ。吊し上げの意味あるのか?
社会人生活20年以上経験してきたので、様々な人間を見てきたが、ここまで傍若無人な奴は見たことがない。
数年我慢してきたが、自分の成長にもならない。こいつと向き合っている時間が無駄だ。
ハラスメントで訴えても、少なからず返り血を浴びる可能性もある。
時間は有限。会社、オッサンも停滞気味。
ならば、自分が成長できる場所を自らの力で探すしかない。
40代後半で転職活動は出来るのか???との不安もあったが、A社の件もあるのでチャレンジしよう。

 

本格的に転職活動を行う事に決定。絶対に転職活動を成功して見せる。

 

実は数年前に一度転職活動を行ったことがある。
内定を頂いたが、大型案件受注につき、現職に留まった。
その際に作った職務経歴書があったので、直近までの経歴をアップデート。

今回はどこのエージェントに依頼しようかと考えたが、まずは自分の価値を知るべきと思い、スカウト型であるビズリーチに登録。
職務経歴書は出来ていたので登録はあっという間に完了。

注)登録する時は現職の企業(グループ会社含め)を閲覧出来ないように設定する事。